WORKS
POPSTAR BREWERY

2026 岐阜県各務原市

まちづくり拠点となる複合施設の一角に入る、クラフトビールの醸造所の計画。
「クラフトビールで人と人をつなぐ」というオーナーの想いと、多様な醸造が日常的に行われる実験的な場であること。この二つを同時に受け止める構成として、醸造スペースを中心にぐるりと巡る回廊型のタップルームを計画しました。
来訪者はこの場を回遊しながら、つくるプロセスを間近に感じ、音や香り、作業の気配とともにビールを味わえます。タップルームでは、外周に沿ったベンチを設け、回遊する動線とともに視線や会話が自然と交差する構成としています。
内装には、醸造過程で生まれる麦芽カスと、岐阜県産ヒノキの間伐材チップを掛け合わせたオリジナルボードを使用。本来は廃棄される未利用材を組み合わせ、クライアント、地域の建材メーカー、施工者、設計者が協働して試作を重ねることで、この場所ならではの素材として形にしました。

Client: POPSTAR BREWERY
Construction: Shimaken Co.
Lead Architect : intoRAW
photo by soichiro suizu